12800→10800円に値下 全体にキズなし腐食なしの美品ですが、右側面上に極僅かな凹みがありますが分からない位です(最後の写真参照)。特にシルバーメッキの部分は綺麗です。このヤシカカメラの特徴は電気系統が弱いという、後のヤシカ/コンタックスまで同傾向です。 しかし、このヤシカのレンズが素晴らしいのです。富岡光学の設計で後のヤシカ/コンタックスまで設計が引き継がれカールツァイスCarl Zeiss レンズとなるのです。 本カメラのレンズは40mm f2.8、普通なら35mm f3.5でしょう。この40mm f2.8はCarl Zeissテッサーやフォクトレンダーのヘリヤーと同じ40mm f2.8であり名レンズばかりです。本レンズの描写はアッサリと気品よくヌケの良い描写でしょうか。カメラはともかくレンズが気に入ってる使用者が多いと思います。 ライカのイメージで金属レンズフード、折り畳み式スポーツファインダー（ハンドメイド金属品）を付けています。ライカのように優しく取り扱いの出来るように、そう言う気持ちでお使いになるべきカメラです。 ファインダーは薄くクモっていますが、撮影範囲の白枠は見えるので問題はないと思います。シャッター巻き上げはスムーズです。シャッターボタンも重くもなく軽くもなく普通です。モルトは新品に交換されているので光線漏れは無いかと思います。 カメラ底部に電池4LR44を入れて使用します（電池室の腐食なしです）。カメラ上面に見える小さな緑窓はバッテリーチェック用のライトですが、ランプの寿命なのか点灯しません。しかし、これはカメラEE と異なる配線なので撮影には何ら問題はありません。 カメラ上部の巻き戻しクランクを引き上げ、フイルムを装填します。明るい被写体では高速に、暗い被写体では低速にシャッターが切れ自動露出EE が作動していることを確認しました。 また絞りF2.8-16もスムーズに作動し、かつ撮影距離リングの回転もスムーズです。 フイルム巻き戻しは底部の小さなボタンを押して、巻き戻しクランクを回します。この操作もフイルムを入れて作動確認しました。 なお、レンズは綺麗です。カメラ側面にあるシンクロターミナル部にコード付きの外部ストロボを装着して、シャッターを切ると発光することも確認しました。 予備電池、ストラップ、簡易使用説明書付