白亜紀 恐竜時代のアリヅカムシ(甲虫)ほか(虫入り ビルマ琥珀 バーマイト) ショップ

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約1億年前のビルマ琥珀(バーマイト)の虫入りです。 アリヅカムシ Pselaphinaeが2頭含まれており、少なくとも1頭はビルマ琥珀に固有の Boreotethys属です。スマホから直接撮影していますので、解像度が低いですが、実際の標本の状態は良好です。別の1頭は、側面からは見えますが(6枚目の画像)、琥珀をカットしないと背面からは見えず、未同定です。というのも他に多数の昆虫が含まれており、これらを壊す必要があるので、そのままにしてあります。つまり、コケムシ Scydmaeninaeが3頭(少なくとも2属で、もしかするとすべて属が異なるかもしれません。またいずれもバーマイトによく見られる Hapsomelitaeではありません)、大型のキノコバエ Mycetophilidae(画像9枚目)が1頭、ウンカが1頭(右側の翅は壊れています)ほか、不完全なゴキブリ、不完全なクビナガカメムシ Enicocephalidae(最後の画像)などが含まれています。 まだバーマイトの虫入りが幻と言ってもよかった2013年に、タイの琥珀ディーラーから入手したものです。はじめて見る白亜紀のアリヅカで、現生のグループに近いようにも見えて、これはきっと大変なものに違いないと確信して、収集対象群ではありませんでしたが、思い切って購入しました。2016年に表記属で記載されました。分類学的な位置づけはまだよく定まっていなかったと記憶します。 2005年に最初の虫入りバーマイトを入手して、2012年までの8年間でかろうじて39個、2013年の1年間でもようやく23個の入手でしたので、わずか7年前とは言え甲虫の構成や系統上の特徴などがまだまったく分からなかった時代です。 7枚目の画像で白色LEDを当てて、琥珀がブルーに蛍光することを示しました。白色LEDに対してコーパルではこのような蛍光は見られません。バルト琥珀はブルーに蛍光しません。ドミニカ琥珀とインドネシア琥珀のブルーアンバーには虫入りは見られません。 アリヅカムシの体長:1.1mm 琥珀の大きさ:22x14x7mm #1504 簡易書留をつけてお送りいたします

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