1777年～1819年にかけてロンドンのボイデルから出版されたクロードロラン「真実の書」の単葉です。

原画はクロード・ロラン（1600-1682）、

版画は18世紀、英国版画界の巨匠、リチャード・アーロム（1742-1822）によるものです。

プリントスタイルはメゾチントです。

原画の素描は、下部に記されているスペンサー伯爵のコレクションに入っていたものです。

210年以上前の品ですが、左上に2cmほどの破れがあるものの、その他は良い状態です。

プレートマークもしっかりと残っています。

この「真実の書」は1777年から1819年にかけて3巻が出版されました。

クロードロランの500点以上ある素描の一部が収められており大変有名です。

J.M.W.ターナーは、この作品集にとても大きな影響を受けた後「研鑚の書」を著しています。

なお、送料(ゆうパック)はこちらで負担させていただきます。

Sheet 43.2cm x 29cm Image 18.7cm x 11.8cm